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ワビサビ展「東京コンプレックス」

工藤”ワビ”良平 中西”サビ”一志

WABISABI EXHIBITION TOKYO COMPLEX

僕たちワビサビは、2人とも北海道に生まれ、札幌をベースに活動しています。生活の基盤として何一つ不自由なく、良く言われることですが「おおらかな土地」です。長い冬も短い夏も、それはそれでしっくり馴染んでいます。意識はしていませんが、ここでしか生まれないデザインって、きっとあると思います。それはきっと日本全国、どの土地にも言えることではないでしょうか。しかしながら、僕たちが取り組んでいる「デザイン」のメインステージは東京にあります。ですから、いつでもそのステージで戦えるデザインをしたいと思っています。それは高校野球の球児たちが甲子園を目指すような感じでしょうか。もちろん「デザイン」する目的が、そこにあるわけではありません。でも、そのことが、より魅力的な「デザイン」にしたい!という創作エネルギーの源になっているんじゃないかと思うのです。

ワビサビ
ワビサビ ロゴ

プロフィール

1999年、工藤”ワビ”良平と中西”サビ”一志によって結成されたデザインコンビ。アドバタイジングから、グラフィックデザイン、オブジェ、映像、ファッション、インテリアまで多方面での制作活動を行っている。
札幌をベースに置き、北海道の広告やグラフィックデザインを手掛ける一方、スポーツブランドNIKEの広告やプレゼンルームのグラフィックデザイン、ヨウジヤマモト氏の新ブラン「S’YTE」のグラフィックデザイン、トラフ建築事務所デザインによる「kaneka」ミラノサローネブースのグラフィックデザイン等、広く制作活動の場を広げている。また、ワビはベーシストとして「弥勒ジャーナル」「FLEMINGS」「レクチャールーム」「ワビトロ」などで音楽シーンでも活動中。ワビの主宰する“デザ院株式会社”所属。
JAGDA運営委員、札幌アートディレクタークラブ運営委員。

ワビサビ

「広告代理店のアートディレクターと、デザインプロダクションのグラフィックデザイナーが、日頃の仕事に満足できず、自分たちのやりたいコトだけをやろう!と結成したのが、デザインコンビ「ワビサビ」です。
それは放課後のクラブ活動のような、インディーズ・バンドのような、あくまで自分たちのデザイン欲を満たすためだけのものでした。」

自らの結成をこのように語るワビサビは北海道札幌市のデザイン会社、デザ院株式会社に所属している。
彼らは年に1つ「盆栽」をモチーフにした作品を作成しており、コンビ名に示されているように日本古来からの芸術や工芸品、縄文文様やアイヌ芸術などを作品要素として取り入れることが多い。

 
ワビサビ

また、スイス出身のタイポグラファーの巨匠、エミール・ルーダー(Emil Ruder)による研究にデザイン哲学を感じているワビサビはタイポグラフィに関しても独自の感性でオリジナル制作を行っている。
「ホルモン」は有機的なイメージを持つエンドレスの連続模様に文字を表現する独自のタイポグラフィであり、ヒロロ2F TSUTAYA BOOKSTOREの壁画にも採用されている。

 
ワビサビ
 
ワビサビ
 

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