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〔web magazine〕shop interview

HIRORO shop interview - IVY(アイヴィ)

IVY

接客という付加価値

――― 本日はヒロロ1階にありますIVYの櫛引代表にお話を伺います。
早速ですが、IVY(アイヴィ)では、素敵なお洋服を置いていらっしゃいますが、どのようなコンセプトでセレクトされているのでしょうか?

櫛引さん:うちでは国内外のブランドを取り扱い、カジュアルでベーシックなアイテムをベースにオンオフスタイルをミックスした提案をしています。

――― 主に来店される年齢層は?

櫛引さん:年齢層は40~50歳代が多いですが、3世代またいでなど幅広い年齢の方が来店しています。

――― 娘さんとお母さんとお婆ちゃんとか?

櫛引さん:そうですね、うちは長くやっているので20歳で来た方が、今年で61歳で公務員の方だと退職という年代になり、お母様と娘さんで御来店頂いていた方の娘さんが母になり、そしてそのまた娘さんと御来店頂いたりと…。

――― IVYさんは創業40年以上になるですよね!

櫛引さん:1980年3月創業ですので去年40周年を迎えて、今年は41年目になりますね。

――― それはハタチだったお嬢さんも「お婆ちゃん」と呼ばれる歳になりますね。

櫛引さん:1人の女性がいろんな事があって変わっていく姿を見てきましたね。

――― 見れるという事は、何年もずっと通ってくれるお客様がいらっしゃるという事ですね。最初の店舗はハイローザでしたか?

櫛引さん:一番最初はハイローザでしたね。昨日たまたまネットで「ハイローザ」と検索してみたら弘前市の中央公民館さんでハイローザについて思い出を募集している記事にぶつかってハイローザも1980年の3月オープンなのでIVYもハイローザと共にオープンして、ハイローザで17~18年かな?

IVY

――― 最後までハイローザと一緒に?

櫛引さん:はい、最後はIVYとチェンバロともう一店舗だけでしたね。

――― ハイローザの歴史と共にIVYがあったんですね~!その後は土手町に?

櫛引さん:それからはルネスにはいって。その後、今はもう駐車場になってしまっていますが、金正堂とみちのく銀行下土手町支店の間に鳴海の紙屋さんの1階を借りて…そこで10数年かな、路面店は。そして今はここ、ヒロロさんのオープンと共に移転してきました。

――― ヒロロともスタートからご一緒なんですね。

櫛引さん:そうですね、はい。(笑)なんとか続けてこられました。

――― 41年、弘前でファッションの移り変わりや傾向なども、ずっと見てこられたんじゃないでしょうか。

櫛引さん:そうですね…正直言って私よりも創業者の父と母の方が詳しいとは思いますけども、弘前はおしゃれな街。ハイローザは東北唯一のDCブランドが沢山入っていた。それこそ今だと考えられないようなブランドが入っていて、弘前はかなり感度の高い、おしゃれな街だと父と母から聞いてきました。今現在も、東北で見ても弘前っておしゃれな人達がいっぱいいるかなと。青森県の中でも弘前はいろんな意味で文化的にもおしゃれな街かなと、感度の高い方が多いのではないかと感じています。

――― なるほど。その感度に合わせて、IVYさんは商品をセレクトされてきたんですね。

櫛引さん:そうですね、セレクトしています。だだ創業当初からブランド自体は変わっていませんね。ブランドさん自体がなくならない限りはお付き合いしているブランドがほんど。メインだとTOMORROWLAND(トゥモローランド)とかイタリアのブランドIL BISONTE(イル ビゾンテ)とか、冬だとダウンのトップブランドのDUVETICA(デュベティカ)とか…、あまりブランドを変えないで、そちらとのお付き合いも大事にしながら、ずっと引き継いでやってきています。

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――― ブランドとのお付き合いも大事にされているのですね。そのブランドを愛して通っているお客様もいらっしゃるのでは?

櫛引さん:はい、そうですね。うちに来ているお客様は「そこのブランドだから」というよりも、たまたまそれを選んでしまうというか、こちらもおすすめしてお客様が気に入ってお買い上げになって、気づくととそこのブランドのものが多かった、という方が多いかもしれないですね。

――― そのブランドがその方の感性に合って、自然と多くなったという感じなんですね。

櫛引さん:創業以来41年目ですけれど、有難いことにお客様に永く来ていただける事に、ほんとに感謝しかないかな。コロナとかイレギュラーな事もありましたけれども、それでも尚且つ来ていただいているので、お客様と歴代の勤めていただいたスタッフの方にも感謝をして、私は日々売り場に立っています。

――― ほんとにお客様と一緒に、お客様の歴史も一緒に、成長も見守りながら歩んでこられた感じですね。

櫛引さん:そうです、そうです!娘さんがお母さんになっちゃったりとかね。今は女性がメインなので。

――― 今は?

櫛引さん:元々はメンズもやっていたのですが時代とともに淘汰されて…。ヒロロに来て1年目だけはメンズもやっていたんですよ。ハイローザ時代はメンズスタートで、それからレディースもはじめて、だんだんメンズが厳しくなってきてレディースの方に力を入れていき…、という感じで、メンズがなくなったというのが大きな変化かもしれないですね。

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――― 時代背景も色々あったでしょうしね。

櫛引さん:私が中高生でバブル頃はお客様のお金の使い方も違ったらしいです。それから色々経てリーマンショックがあったりとか…、だんだん景気が少し良くなくなってきたと思ったら、ここにきてコロナがあったりとね。

――― ほんとに色々あるね。

櫛引さん:色々ある。でも母から言われたのは「商売っていうだけあって『商い』って書くから、飽きないんだよ」っていう。私も色々悩んで母に相談したりすると、最初の頃から「だから飽きないでやっていけるんだよ」と言われてきたので…。

――― それが櫛引さんの基本精神というか?

櫛引さん:そうですね~、父からも、とにかく「人が大事」って言われてきているので。それは私も、お客様はもちろんだし、働いてくれていたスタッフ、今現在働いてくれている方、まわりのメーカーさんもそうだし「人ありき」だと。

――― そういうお気持ちだから、お客様やメーカーとの信頼関係が変わらず、だから永く続いているんでしょうね。

櫛引さん:信頼関係が一番大事かなと、私自身もすごく思っている事ではあります。基本ですよね。こういう仕事はマニュアルでは出来ない仕事なので、お一人お一人お客様は違いますので、こうすればと良いといったものではないので。「1人として同じお客様はいない」と言われてきましたし、実際にやってみてそうだなと感じています。そういう意味では日々、勉強で「これで良い!」という事がないのがこの仕事のおもしろさです。

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――― IVYさんで行っているサービスなどを教えてください。

櫛引さん:メンバーズカードがあります。無料で発行しているポイントカードで、3000円でスタンプ1個、6万円で2000円割引になるというアパレル業界では割合がかなり良いものです。セール品にはつきませんが、今だとコートとニットを御購入でだいたい2000円キッシュバックになります。また新しくはじめたのは、バースデー月にはポイント2倍になりますよ、というのをやっています。

――― お得ですね!他にはSNSも色々やられてますよね?

櫛引さん:Instagramを時代的にメインでやっていて、入荷情報やコーディネートしたものをアップしたり、お客様にこういうものを載せて欲しいと要望があれば、そういうのをアップしたりしています。LINEも会員募集中です!

IVY

櫛引さん:41年目になれば私も人生の半分はここにいるわけですけれども、良くも悪くも変化してきて、ここ1~2年はコロナというものを皆さんと共に経験して…。また経験した事のないような状況を経験させてもらっている中で、商売をやっていてお店を開けれるという事に感謝、開けていてお客様に来ていただけているという事にも感謝しつつも、この状況下で店も私も、「お客様に何がどうできるかな?」って。
ネットというものも、この41年の中では大きく変わり、ネット販売というものもが出てきて、お店に来てもらった時の付加価値というもの、何がお店の方からできるのかな、という事をここ1年半〜2年で考えて、それをスタッフと共に悩んで…。
結果的には来ていただいた方にちょっとでも楽しんでもらう、お洋服を着てもらって楽しんでもらおう。女性だと新しい服を着ると気持ちが上がったり前向きになれたり、明日頑張ろうという気持ちになれる。そういったこともお客様に教えてもらった事でもありますし、私自身も新しいものを着るとテンションが上がるし自分の中でもプラスな気持ちになるので、お客様にもぜひそれらを感じて頂けるような「接客という付加価値」をサービスとしていければなという風に思っています。
ファッションはやっぱりパワーがあると私は信じていますし、ただ商品をご提供、買っていただくだけではなくて、パワーをお客様へ伝えていきたいと思います。あとはお洋服以外にも、女性なのでしゃべって、悩み相談だったりと、泣いて、笑って、爆発して(笑)、「さっぱりした」と言って帰っていただければ私としては嬉しいし。

――― いいね、ちょっと落ち込んだらIVYに行こう!みたいな(笑)

櫛引さん:お客様が帰り際に「ありがとうございました」と言ってくださる事が多いのですが、買っていただいて「ありがとう」と言われるのは、逆だよねと思いながら、その辺は本当に有難いなと。もうそれしかないですね。

IVY

――― やっぱり人を大切にしているところがお客様にも伝わっているんでしょうね。

櫛引さん:そこを忘れたらもうダメかなと。

――― スタッフの人柄だけじゃなく、お洋服も良いものをおいているから変わらず来てくださるんだと思いますよ。

櫛引さん:そうですね。時代と共にロープライスのお店もたくさんありますが、そこはブレずに、良いものを、気に入ったものをチョイスして。そこはお客様にきっとわかってくれるはずだと私達もやってきたので、自分自身が納得できないものをお客様には薦められないなと。

――― 値段や品質に納得されたもだけをセレクトされているんですね。

櫛引さん:これは私自身もスタッフにも言っている事なのですが「お客様には無理強いはしない」。その時に買ってもらえなくてもいいんですよ。じっくり考えていただいてもいいので。
せっかくね、色々なお店がある中でうちのお店をちょっとでも気になるな、入ってみようかなと思って入ってきていただいて、「こういうものがありますよ」と紹介させていただけて、何かのお手伝いができれば、もうそれでいいかなと思っているので…。入ってきていただいただけで有難いですよね。色々なお店の中から選んできて入ってきて下さっているわけですから。買っていただくのは最後でいいので。

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――― なるほど、IVYさんのそういう気持ちは、接客からお客様にも伝わっていると思いますよ。

櫛引さん:商品的にも良いものを薦めていけるように日々精進して頑張っていきたいなと思っております。

――― 今後のお洋服も楽しみですね!

櫛引さん:1月中旬からは春物がどんどん入荷となります。コロナも3年目になり春のセレモニーも行われるようになってきていますし、お仕事・卒入学など学校行事のご予定がある方はぜひのぞいて頂ければと思います。

――― 春物、楽しみですね。ご予定のある方、そうでない方も、ぜひIVYさんのSNSで入荷チェックをしてみていただければと思います!最後にWEBマガジンを読んでいる方に一言お願いします。

櫛引さん:ヒロロに来たらぜひお気軽にお立ち寄りください、いつでもwelcomeでございます!

――― 櫛引代表、楽しいお話をありがとうございました。

 

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